駄文生産

長続きしますように

映画館で見る駄作はサブスクで見るより腹立つ

 1500円を払って映画館で映画を見る。映画館で見る映画は配信で見るものとは全く違う。損をしたくないと言う理由で、今まで映画を見るときは事前の口コミなどを確認していた。けど今日はなんとなく、口コミを見ないまま公開初日の映画を見た。展開に納得がいかなくて映画館を出た瞬間無性にイライラした。サブスクの映画はつまらなくても時間しか解けない。でも映画館でつまらない映画を見た場合は時間もお金もなくなる。配信で見るよりやっぱり期待値は上がってしまうね。ということで、これから「妖怪大戦争 ガーディアンズ」の悪口書きます。

 

 確かに予告の時点でつまらなそうだった。まずファミリー向けの時点で私は対象ではないし、残念ながら私は誇張した齧歯類みたいな顔をしたHIKAKINに喜ぶタイプではない。これに関しては怖いもの見たさと深夜テンションでチケットを買った私が悪い。なんか頭使いたくないし中身のない映画を見ようと思ったわけだが、実際に中身のないものを2時間見るのはきつかった。三池崇史のネームバリューで有名な俳優がサクサク出てきたわけだが、特殊メイクといないいないばあ大会にとどまっていたし、せっかく寺田心が伝説の剣みたいなものを託されてバリバリ戦うと思っていたら、力で力を制するみたいなのはやめよう!みたいな展開になっていて全然戦っていなかった。もう大戦争名乗るなよ。1番盛り上がるラスボスみたいな部分は次回作に持ち越しだった。隣に座っていた子供が父親らしき人物に「最後どういうこと?」と聞いていた。可哀想に……。

 

 でも、なんとなく見る直前はワクワクしていた。最初の妖怪、というか怪獣が山や街を破壊してバトっていた部分はめちゃくちゃ面白かったし……。なんせ口コミやネタバレを見ていないので全く予想がつかない。多分賭け事をするときの高揚感に似ているのだと思う、したことないからわからないけど。そういう意味では無駄に期待値が上がってしまうので自分と合わないものを見た時はショックも倍になる。1500円払って2時間つまらないものを見て、腹立たしくなると言う経験は初めてであった。くだらないとつまらないって全く違うんだなぁと言う風に思いました。怖いもの見たさで映画館行くのやめよ。